初めての美容鍼5(ほうれい線)

#美容鍼

ほうれい線とは、鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線のことをいいます。英語では”Smile lines”というそうです。なんだか幸せな響きがありますね。

ところが日本語でほうれい線といえば、やはり「しわ」のことを指しますね。加齢とともに目立ってくるこの「しわ」は何故できてくるのでしょうか?

Contents

1.真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの減少

これはお肌の張りを作り出す材料の産生能力が、加齢とともに、落ちることで起きます。お肌の張りがなくなることで、たるみやしわができてくるということです。

美容鍼は、真皮層の繊維芽細胞に働きかけて、コラーゲンやエラスチンの再生を促すことができると考えられています。

2.表情の癖による形状記憶(繰り返ししわを作ることで固まってしわができていきます)

表情の癖というのは、無意識です。そしてお身体の歪みが大きいと、歪んだ表情の癖がついてしまいます。ご自分の喋っているところを動画で撮ってみてください。口の開け閉めが左右へ歪んでいることが多くあります。顎の関節や、筋肉に問題が生じています。それがデコルテの筋肉の緊張によるものかもしれません。

美容鍼&整体は、この問題を解消するために、お身体の歪みへアプローチしています。

3.皮膚や筋肉のたるみ

頬をそっと持ち上げて、ほうれい線が消えるようでしたら、皮膚や筋肉のたるみによる「しわ」と考えます。これは側頭筋という頭にある筋肉や、口角を上げる筋肉を見つけて、鍼で調整していくことで改善を図ります。

4.皮膚の乾燥

加齢によりお肌のターンオーバーがゆっくりになると、お肌は乾燥やくすみなどが起きやすくなります。

紫外線対策や、保湿、睡眠をしっかりとることなどが有効です。さらに美容鍼には、お肌のターンオーバーのサイクルを早める効果が期待できます。血行・リンパの流れが良くなることで、お肌のなめらかさを取り戻します。

5.皮下脂肪の減少

加齢とともに、お顔だけ痩せるということがあります。炭水化物・たんぱく質・脂肪・ミネラルなどの栄養バランスの良い食事をとります。

さらに美容鍼で胃腸の機能を高めることで、栄養の吸収を良くしていくことが期待できます。

このように美容鍼はあらゆる方面から総合的に、お顔の状態を良くしていくための施術方法をとります。美容整形などとは全く違うアプローチで、時間がかかる部分も正直あります。

とくに真皮層に至った「しわ」に関しては、皮膚や筋肉のたるみだけではない「深いしわ」のため、改善には時間がかかります。時間はかかりますが、胃腸機能を高めていき、真皮層に働きかけてお肌の張りを作っていくので、血色も良くなり、全体的にきれいになっていきます。

身体の中から安定的に「きれいになりたい」女性には、美容鍼がとても良い美容方法だと思います。

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