美肌の習慣その2

ふくらはぎの筋肉が固い方に必ずお聞きします。
「湯船につかっていますか?」という質問を。
「時間がないからシャワーだけです」と予想通り、お返事が返ってきます。

「湯船につかる」と「シャワー」を同じように考えていて、その違いが分からないと、時間がかからず、手間もかからない「シャワー」でさっと終わらせてしまいますよね。分かります、そのお気持ち。

ですが、「健康」「美肌」を保つ上では「湯船につかる」習慣が必要なのです。

わたしがふくらはぎの緊張状態で、「湯船につかっていない」ことが分かるのは、ふくらはぎの筋肉は身体の「冷え」状態を表すからです。ふくらはぎの筋肉が固い方は、冷えています。足がつりやすい状態です。

それは身体全体が冷えていて、代謝の悪い状態であることを表しています。「代謝」と美肌の関係はご存知ですか?「代謝」が良い状態、巡りの良い身体でいることが、お肌の新陳代謝をスムーズにしてくれます。

【湯船につかる効用】

1.温熱効果

湯船につかると、血管が拡張し、血流が良くなります。筋肉の緊張がほぐれ、関節の動きが良くなります。循環が良くなることで、汗や老廃物を出しやすくなります。疲労物質除去も期待できます。お腹が温まり、内臓の働きも良くなります。

2.自律神経の調節効果

湯船につかって温まると、自然と心と身体の緊張はほぐれ、リラックス状態に入ります。副交感神経優位な状態です。

私たちは日中は活動時なので、交感神経優位となって程よく緊張した状態で過ごしています。

ストレスがたまっていたり、過度な疲労状態になると、興奮状態が続き、休もうと思ってもリラックスすることが難しくなります。

これが「湯船につかる」ことで、自然と副交感神経優位となり、リラックス状態になるのです。

自律神経の安定化は、心と身体の健康に欠かせない条件の1つなのです。

3.「ヒートショックプロテイン」の生成促進効果

「ヒートショックプロテイン」をご存知ですか?

「ヒートショックプロテイン」とは、さまざまなストレスから私たちの身体を守ってくれるたんぱく質のことです。傷ついた細胞を修復、免疫増強作用、抗炎症作用、たんぱく質の合成・分解を補助するなど、身体を守るためにさまざまな働きをしてくれます。このたんぱく質を増やすためには、湯船につかって温まることが必要なのです。

じっくり身体の芯まで温めることで、「ストレスから守ってくれる」たんぱく質が増えていくのですから、嬉しいですね。ストレスは精神的ストレスだけでなく、病原菌、紫外線など避けることができないものです。ストレスフリーな生活というのは生きてく上で、まず不可能ですが、「湯船につかる」習慣で対策をとることができるのですから、ありがたいなと思います。

美肌の習慣その2は「湯船につかる」でした。