円形脱毛症と鍼灸

気がついた時には、つるっとした感じで本来あるはずの髪の毛がなくなっている。

この状態が円形脱毛症。

子どもも大人もこの疾患にかかることがあります。

円形脱毛症とはどんな病態なのかを見てみましょう。

 

原因

1.自己免疫疾患

免疫というのは本来、外部の細菌などから体を守るために抵抗する力です。

ところが最近はアレルギーなど免疫の過剰な反応が問題となるようになりました。

脱毛も詳しいメカニズムは分かっていませんが、リンパ球が自分の毛根の細胞を攻撃することで、髪の毛が抜け落ちる現象です。

2.ストレス

このような過剰・異常な働きが起きる大きな原因のひとつとして、ストレスの影響があります。

ストレスの影響などは関係なく、遺伝的に発生することもあるようです。

特にアトピー性皮膚炎の素因を持っているとかかりやすいようです。

ただ当院に来ている方を見ていると、何らかのショックな出来事の後に突然髪の毛が抜け落ちていることが多く、ストレスの影響はかなり大きいように感じます。

ストレスフルな状態は交感神経が興奮しています。

長期的なストレス、大きなストレスは、その時だけでショックが終わるのではなく、身体に様々な影響を及ぼします。

血管は収縮し、血行が悪くなり、頭皮の血流も悪くなります。

対策

皮膚科での治療は、ステロイド剤の塗布や抗アレルギー剤の服用、併用して紫外線療法を受けられている方が多いようです。

当院では直接髪の毛が抜け落ちているところへ鍼をしていきます。

鍼を入れることにより、血行を改善していくことで毛根を刺激していきます。

とってもシンプルな方法ですが、これがほとんどのケースで改善がみられています。

養生法

ストレスを受けていることをまずは自覚してもらいます。

そして心と身体を解放できるよう、全身のメンテナンスをしていきます。

おうちでは血行を良くすることを意識して、お風呂で温まり、早めの就寝を心がけます。

栄養豊富な食事と、鍼灸・整体・良質な睡眠で大体2週間~2か月で改善しています。

左のようにつるつるの状態から、右のようにだんだん髪の毛が生えてきます。

この段階になったら、もう大丈夫。

もしもあなたが突然起きた円形脱毛症でお悩みのようでしたら、ご相談くださいね。

お力になれると思います。