鍼ともぐさが私の道具
私が施術で使う道具。この2つだけです。
もぐさは何でできているか、ご存知でしょうか?
草餅で食べている、よもぎという草です。日本のほとんどの道端に生えている生命力の強い草です。
これを乾燥させて作られたのが、もぐさといい、お灸に使うものです。
米粒の半分くらいの大きさにひねって、三角形の形にして皮膚の上に置き、線香で火をつけて熱刺激を加えます。
逆子の場合の小指を除き、今は専用のシールを皮膚の上に貼り、お灸をするスタイルです。
火傷防止ですね。
免疫力強化。
冷えの改善。
胃腸強化。
効能がたくさんあります。
鍼は髪の毛くらいの細いものを使います。
直径0.12~0.18位のものを使い分けています。
長さは1.5cm~5cm位のものを、症状、部位、感受性によって、やはり使い分けています。
鍼の使い方もいろいろ。
全く刺さないで、皮膚にあてるだけの場合もあれば、2㎜くらいの真皮層まで浅く入れる場合もあり、筋肉、神経を狙って3~4cm入れることも。
これも何を目的とするかで、変わってきます。
深ければいいわけでもなく、あてるだけでも素晴らしい変化が出ることがあります。
でも深く入れた方が早く良くなる場合もあるので、ケースバイケース。
とても便利です。
私はいつも鍼を携帯しています。
一本の鍼が自身の体調管理にとても役立つからです。
鍼灸、毎日変化の連続で飽きません。