美容鍼で頭痛改善?

#美容鍼

Contents

美容鍼による頭痛改善のご感想

Mother Earth開設初期の頃から、美容鍼施術を5回ほど終わった女性にいただく感想に「いつも頭が痛くなっていたのに、痛みが出なくなりました」「鎮痛剤をいつの間にか飲まなくなっていました」「ほっとしたときに頭痛がいつも起きていたんだけれど、それがなくなりました」という、頭痛改善のお言葉が多かったのです。

これは一体何が起きているのか、改めて考えてみました。

今頭痛でお悩みの女性にも、改善のヒントになるかもしれません。

頭痛は大きく分けて3種類ある

頭痛は大きく分けると、3種類ありまして、まずはここを押さえておきましょう。

緊張型頭痛

特徴

頭重感や圧迫感、頭をぐるりと締め付けられるような痛み。ほとんどが両側性で、頭全体に感じます。肩こり、目の疲れ、耳鳴り、めまいを伴うこともあります。

「ストレス」頭痛ともいわれ、精神的・身体的ストレスによって起こります。

片頭痛

特徴

ズキンズキンと脈打つような頭痛が、発作性、反復性に起こり、数時間から数日間続きます。頭痛の程度は重く、吐き気、嘔吐を伴うことあり、光や音に過敏になります。

チョコレート、チーズ、化学調味料が誘因となることがあります。また前兆としてギザギザでシャンデリアのように周囲が輝く閃輝暗点が見えたり、視野の半分が見えない状態(半盲)などがあり、数秒から数分続きます。

こめかみを冷やすと楽になるタイプの頭痛です。

群発頭痛

特徴

年に1度ほど、1~2か月くらいの間、連日のように片目がえぐられるような強烈な痛みが起こるものです。痛みと同じ側の目の充血、涙、鼻閉を伴い、45分~1時間持続します。痛みが起きる期間以外には、頭痛はみられません。

青年~中年男性に多く、飲酒が誘因となります。

参考文献:中間法人日本臨床内科医会「わかりやすい病気のおはなしシリーズ11」

美容鍼で改善が期待できるのはこのタイプの頭痛

まず群発頭痛のような強烈な痛みで、鍼灸院を訪れる方はいないので、こちらのタイプの頭痛には出会ったことがありません。医師のもとでの治療が必要な頭痛ですね。

緊張型頭痛と、片頭痛は入り混じっているタイプもいらっしゃいます。片頭痛も持っているし、緊張型もあるという感じですね。

残念ながら片頭痛の発作が起きているときには、鍼灸で鎮痛の即効性はあまり期待できません。医師の指示通り、痛みの発作が起きる前に薬を服用が基本です。

さて、残りは緊張型頭痛ですね。こちらが、美容鍼施術で改善が期待できる頭痛です。

なぜならこれは、筋肉の緊張による頭痛です。肩、首、背中、頭、顔の筋肉の緊張により、血行不全が起きて痛みが出ています。

美容鍼で、これらの筋肉の緊張を緩めてあげれば、痛みが出にくい状態に改善しますね。

頭痛とたるみの関係

ストレス過多や、睡眠不足、または疲労がたまってくると、この緊張型頭痛が起きやすくなります。

この時私たちは、無意識の内に歯を食いしばっています。側頭筋、咬筋が緊張している状態が続きます。圧迫感や、重い痛みを感じると同時に、頭のはちの部分(側頭筋)が大きく張り出して、顎はエラ張り状態になっていきます。

この筋肉が固くなると、表情筋を引き上げる力が弱くなります。大きく横に広がった、たるんだお顔になっていきます。

悲しいですよね。

痛みだけでなく、お顔がたるんで疲れ顔になるなんて。

美容鍼施術はこの悪循環に対して、働きかけることができます。

固くなっている筋肉の緊張を緩め、弾力を取り戻し、引き上げる力を回復させていきます。

おわりに

健康と美容を叶える美容鍼は、頭痛改善という面からも期待できます。どのタイプの頭痛であっても、頭痛が起きにくい身体に整えるということが一番大事なことかもしれません。

予防ですね。

美容鍼は「もっときれいに、もっと動きやすい身体に」なりたい女性のお役に立てます。

ページの先頭へ