起立性調節障害
こちらは当院の口コミ掲載一覧から写したものです。
起立性調節障害でお悩みだった14歳の女の子のお母さまが書いてくださった口コミです。
ご来院当初はめまいの症状が強く、病院に何軒か行き服薬治療を受けていたにも関わらず、症状はどんどん強くなっており、本人は「何をやってもどうせ良くならない」というあきらめのような絶望感があり、「ずっと辛いです」と横になっている時間が多い状況でした。
私は自律神経のバランスの回復と、筋力の回復を同時に進めていくことに重点を置きました。身体を支える筋肉がしっかりしていないと、姿勢を保つことができないこと。ホルモンの分泌、自律神経のバランスも、筋肉をしっかり使って刺激を与えないと、良くならないことなど、丁寧に伝えていきました。
まずは鍼灸で身体を楽にすること、そして動きやすくすることを目的に施術を繰り返すうちに、「めまいの感じが少し軽くなっている」と本人が気が付きました。それからは外へ出るようになり、ストレッチをするようになり、身体を良くすることに積極的になったのです。
起立性調節障害は大変つらい症状で、その症状の強さに怯えて、生活範囲はどんどん狭まっていきます。倒れたらどうしよう、ふらふらする。こんな気持ちで毎日暮らしていたら、何かをしようという気持ちはなくなっていきます。
鍼灸は自律神経のバランスを整えることが得意な分野です。「動いても大丈夫」なくらいに鍼灸で回復することで、子どもは良くなる方向へ自分で動いていきます。
もしもあなたの大切なお子様が、このような症状で苦しんでいたら、鍼灸を試してみてください。