「赤ちゃんを授かる身体作り」への鍼灸&整体3
お腹を触る習慣はありますか?肩や腰など気になるところはもんだり、さすったりということはしますが、お腹はほとんど触ったことがないかもしれません。
お腹は植物で例えると、根っこのようなものです。お腹の中には内臓があります。ここに消化吸収をする胃腸があり、生命を生み出す子宮・卵巣があります。排せつや水分代謝、ホルモン分泌に関わる腎臓、副腎があります。
お腹は骨でおおわれることなく、筋肉と脂肪で包まれています。内臓の位置は、筋膜のねじれや、歩き方の癖によるお尻、足の筋肉の緊張によって引っ張られ、右へ左へ寄ったり、下へ下がっていくことがあります。体重が増えて、お腹の脂肪が増えれば腰椎を前へ引っ張り、反り腰になり、内臓の位置が変わります。
子宮や卵巣の位置がずれていくと、血行不良がおきます。うまく機能できなくなってしまいます。胃腸が下垂すれば、下にある内臓を圧迫し、やはり冷えて機能が悪くなります。
Mother Earthの鍼灸&整体は、お腹の状態を重視します。下がっているものは上へ上げ、左右の歪みを整え、内臓の働きが良くなるようにしていきます。
不妊や月経不順などの問題の中には、この内臓の位置異常も隠れています。はり・きゅう・整体で月経のトラブルが解消するのは、内臓の働きが良くなるように働きかけるからです。
お腹をさわって冷たかったり、硬かったり、痛かったりする場合は、お手入れで良くなっていきますよ。一緒に改善していきましょうね。