生理痛改善講座6

#養生法

こんにちは。~女性と子どものためのはり・きゅう治療院~Mother Earthです。

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お腹を触ってみましょう

お腹を触る習慣はありますか?お腹がひんやりしていたり、ゴロゴロ何か固いものを感じたり、圧すとあちこち痛むのは、お腹の血行が悪いということです。

みぞおちに何かつかえる感じがあって、圧すと苦しいときは、ストレスを感じていて緊張が続いているのかもしれません。

下腹部が張って苦しいこと、ありますね。ガスがたまりやすかったり、むくんで重い感じになったり。多くはこれも「冷え」症状です。生理前はプロゲステロンの「水をためる」性質で、お腹が張りやすくなる傾向はありますが、血行が良くなると症状は改善します。

お腹がふにゃふにゃで力がないこともあります。これは産後の女性や高齢の女性に多いお腹ですが、腹筋がうまく使えていないと、お腹の力が入らず、ふにゃふにゃになっていきます。骨盤底筋群という骨盤の中でハンモックのように臓器を支えている筋肉群も弱っていて、くしゃみをした拍子に尿漏れが起こることがあります。骨盤底筋群は一度弱っても、育てていくことができます。

お腹がカチコチでどこを圧しても痛い場合があります。これはストレス性の緊張。自律神経の働きが悪く、よく眠れなかったり、イライラしやすい状態になっています。日々頑張っていて、いっぱいいっぱいの状態なので、怒りっぽくなるのです。目の周りがぴくぴくしたり、耳鳴りやめまいがある場合があります。

いずれの場合もお腹の力が弱くなっているということ。

お腹を育てていく呼吸の方法

これからお腹を育てていく方法をお伝えします。

お腹は植物で言うと、根っこにあたる部分です。理想的なお腹は、赤ちゃんのお腹。赤ちゃんのお腹は弾力があって、お餅のような柔らかさとこしがありますね。そのようなお腹を作っていきましょう。

そのためにできることは、今までお話してきた冷える生活スタイルの見直しです。

本日はそれに加えて呼吸のお話です。

痛みを抱えていたり、心が不安定になると、呼吸が気がつかないまま浅くなっています。

お腹、体幹の筋肉を育てるのに効果的な方法は、まずは呼吸を深くすることなのです。

特に吐くことが大事。吐いて、吐いて、吐き切ったときに初めて、お腹、体幹の筋肉は目覚めます。

便秘がちな女性は、お腹、体幹の筋肉が弱くて、腹圧がかけられないことも便秘の原因の一つです。

今日から、とにかく吐いて、吐いて、吐き切って、お腹がプルプルするのを感じてみてくださいね。

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