４５歳過ぎたら自身の身体のメンテナンスは必須♡

アラフィフの身体

さて本日は、４６歳の鍼灸院オーナーが日々感じていることをお伝えします。

「最近なんとなく息苦しいなぁ」と感じていました。

「なんとなく背中が張るなぁ」

わたしは元々軽い側弯を持っているので、左の方に背骨がカーブしています。

常に左の背筋が盛り上がりやすい、緊張しやすい傾向にあるということです。

これね、側弯がなくても、身体の使い方は皆さま癖があるので、

「いつもこちら側の調子が悪いのよね」というのはあるはずです。

頸椎の回旋、胸椎の動きの悪さ、腰の筋肉の緊張、股関節の動きの悪さ、連動して膝の痛み、足首の固さ、外反母趾。

こんな感じで上から下まで、身体はつながっていて、色々な症状が起きます。

わたしはこの息苦しさと背中の張りが身体の疲労サインとして出てくるので、早め早めの対処をしています。

調子が悪くなっても、早めに身体を整えていけば大事には至らないというのを何度か身体を壊して学習しました。

身体作り、私も毎日取り組んでいます。

更年期へ突入

若い頃には、どこか痛くても寝れば、治っていました。

とりあえず疲れていても、朝にはなんとかなっている…。

こんな調子で日々の忙しさを乗り切っていましたよね。

歪みがあろうと、痛みは感じなかったし、不具合も眠れば、何とかなっていた時代。

ところが４５歳を過ぎると、そうはいかなくなります。

特に女性はね。

なぜかというと４５歳～５５歳は「更年期」と呼ばれる時期になるからです。

卵巣機能の終焉が近づき、ホルモンバランスが大きく変わる時だからです。

この時期の私たちの身体は揺れやすい。

ホルモンの変調とともに、自律神経も変動しやすく、メンタルも、変調をきたしやすい状態。

「とにかく毎日が辛かった…。」

当院にいらっしゃる更年期女性の多くはこうおっしゃいます。

女性ホルモン（エストロゲン）

女性ホルモンの作用は素晴らしく、それを失って初めてその恩恵に気づきます。

エストロゲンは骨を強化し、筋肉、関節の動きを滑らかにし、お肌をつやつやに保ってくれます。

女性らしい身体を保つ働きがあり、脂肪も適度につけてくれて、代謝も促進。

精神状態を安定化し、女性の輝きを増してくれる夢のようなホルモン。

若い女性が美しいのは、このホルモンの分泌が関与しています。

さて翻って、アラフィフの私たち。

このホルモンの恩恵は日々少なくなっていき、身体のあちこちに痛みは出やすくなります。

関節が痛んだり、自律神経は揺れやすく

「寝つきが悪い。」

「夢ばかり見る。」

「早朝目が覚めてしまう。」

こんな状態になりやすく、「老化」「更年期」という言葉が頭をよぎります。

身体の弱さが出てくる時期に

更年期に入ると、エストロゲンの恩恵が薄くなり、私たちは今まで培ってきた身体の力で生きていくことになります。

十分な筋力がなく、歪みが強い状態であれば、脆さが出てきます。

関節は弱く、緩い状態なので、筋力がなければ、ちょっと重いものを持っただけで「腱鞘炎」「靭帯炎」「ぎっくり腰」などが起きやすくなります。

背中、腰の痛みは慢性化し、肩こりと首の痛みはどんどん強くなっていきます。

そしてくしゃみをすると「あれ？」といった感じで尿漏れ。

骨盤底筋の緩みを感じますね。

そして夜、疲労困憊で眠りたいのに、なぜか眠れない…。

「なんだか息苦しいなぁ。」

「疲れたなぁ。」

こんな言葉がため息とともによく出てくるようになったら、要注意。

調子が悪いのに放っておくと、その内めまい、耳鳴り、動悸、ホットフラッシュが出てくるようになります。

今の身体と向き合う時間

もしもあなたが、今このような状況でも大丈夫です。

身体は自然治癒力が働きやすい環境を整えてあげれば、元気になるようになっています。

たとえ女性ホルモンの枯渇が起きても、自律神経のバランスが整えば、身体は次のステージに移行していきます。

当院でも生理は終了しても、ホットフラッシュや辛い動悸はおさまり、元気になっている女性は多くいらっしゃいます。

身体が元気になると、心も元気になっていくので、今の辛さは期間限定のものととらえ、身体作りを一緒にしていきましょう。

今までの身体の癖や歪みを整える時期に来たのです。

美容鍼による更年期障害へのアプローチ

更年期障害の元になっているものは、女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの乱れです。

そしてホルモンバランスの中枢は脳にある視床下部という場所です。

視床下部は自律神経の中枢でもあります。

片方のバランスが崩れれば、当然片方にも影響するという関係です。

鍼の刺激はこの視床下部に作用することができます。

鍼をすることによって、自律神経のバランスが整い、ホルモンバランスの乱れの影響を小さくしていくことができるのです。

特に美容鍼は頭、表情筋に多く鍼を入れます。

脳に近い部分なので、自律神経の働きを正常化するにはとても良い方法なのです。

あなたも経験があると思いますが、ストレスを感じると、食いしばって顎が痛くなったり、頭痛が出ますね。

美容鍼はそのような症状を緩和させることができます。

つまり心のストレスで影響している身体の症状を、改善することが期待できるのです。

首から上の症状、耳鳴り、頭痛、目の痛み、目がぴくぴくする、三又神経痛、顔面神経痛、顎関節症、首の痛み、肩こり、これらの症状はストレスと深い関係にあります。

美容鍼はそのような症状を改善する効果が期待できます。

整体による更年期障害へのアプローチ

更年期女性の特徴として、身体の痛みがあります。

腰痛、肩こり、背中の張り、首の痛み、膝の痛み、この５つを複合的に抱えている女性は多いものです。

彼女たちの特徴として、腹筋の弱さが見られます。

便秘がちだったり、くしゃみをすると尿漏れをすることが度々あります。

それに伴い、骨盤の歪みが見られます。

またエストロゲン減少により、関節を支えている軟骨や筋肉が弱くなり、関節内の水分が減少、さらに血液の循環が悪くなって、関節炎が起こりやすい状態です。

このような状態の女性が、一般的に良いといわれる運動を始めると、膝を壊すことが多々あります。

当院では運動ができる状態を作ることから始めます。

まずは歪みを整えます。

その次に腹圧を高めるために、呼吸法を取り入れながら、腹筋を作っていきます。

歩き方の歪みを矯正します。

ウオーキングができる身体に整えて、ウォーキングスタートです。

自分でも驚くほど弱くなっている身体を、整えていくことができるのが、当院の整体です。

もしもあなたがこれからの人生を

「元気に過ごしていきたい！」

と願っているようでしたら、お身体のメンテナンスは必須です。

プロの力を利用すれば、症状を改善しながら、強い身体を作っていくことができますよ。

ご相談くださいね。