更年期世代の身体と心の向き合い方
先日長男の就職の内定が決まりました
この子の子育ては本当に初めて尽くしで、「申し訳なかったな」の連続で。
25歳の時の子です。
「保育園いやだ」から始まり、「学校いやだ」に続き、習い事をいろいろさせても「行きたくない」の連続で。
外に出そうとすればするほど、反発を受けるという繰り返しでした。
高校も「行きたくない」を無視して受験させ、合格。
けれど入学式の日にやはり「行きたくない」と動かず。
仕方ないので入学式の日に、入学辞退の手続きをしました。
今までだましだまし、学校は行っていたけれど、いつかこんな日が来るとは思っていました。
そして始まったニート生活
昼夜逆転、スマホでゲームばかりしていました。
「中卒でも困らない」という彼に、中卒では専門的な勉強をするための進学ができなくなること。
専門性を持たないと、生きていくのは難しいことを何度も話し、やっと高卒認定試験受験。
16歳の夏に勉強を始め、16歳の冬には高卒認定試験合格。
自信がついた彼は、ファミレスのキッチンでバイトを始めます。
バイトは3年間続き、また18歳で都内のIT関係の専門学校に進みます。
「学校いやだ」だった子が、専門学校では皆勤賞。
毎朝早く電車に乗って学校へでかけ、夜は夜でオンラインで友達3人と卒業制作に励んでいます。
そして決まった就職内定。
希望していた職種で決まりました(息子を選んでいただいた社長さんには本当に感謝です)。
もっとこの子を信じてあげれば良かった
今ではそんな風に思います。
子どもの「いやだ」に耳を傾け、もっとこの子の意に沿った方向で応援してあげられれば、お互いにストレスがもう少し少なく暮らせたかもしれない。
私が変わったのはこの子が高校へ行かない選択をした時から。
コチラが望んでも、子どもは別の方向を見ていることが本当に分かったのはあの時。
彼の妹3人はお陰で、とっても自由に幸せいっぱいで暮らしています。
育児と仕事に明け暮れていたら、あっという間に20年
長男が一段落して、ほっと安堵しましたが、この子がもし最後の子だったら「空の巣症候群」になっていたかもしれないなと思いました。
子どもは多くを要求し、多くの時間を実際に捧げ、成長していきます。
時間も体力も、なんだったらお金もたくさん必要ですよね。
かなり濃厚な時間を子どもと過ごし、ある日、それが終わります。
心と身体には相当な環境の変化になります。
当院には空の巣症候群かな?という状態の女性が多くいらっしゃいます。
ご感想を紹介しますね。
kokoro さん (女性|50代) 認証済み
ちょうど一年前の夏、心身共に疲れほぼ寝たきり状態でした。
子育ても一段落したことによる空の巣症候群と更年期の症状にも悩まされていました。
これからどのような生き方をしていこうかと模索中にこちらの鍼灸院〝マザーアース″に出会うことができました。
鍼の施術の痛みはなく、不安な心にも耳を傾けてくださり的確なアドバイスにより施術後には心身共に軽くなっていることを実感しています。
食生活、体と心に対する向き合い方などを教えていただくことで日々の暮らしにも変化がありこの猛暑の中一年前には考えられないくらい元気に過ごすことができ感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
これからもお世話になると思いますのでよろしくお願いいたします。
自身と向き合う時間ができる頃
50代前後は育児が一段落した方は、ぽっと時間ができます。
時間ができてどんどん元気になるかというと、そうでもなく、ホルモン分泌バランスも崩れるお年頃で、色々な不調に悩まされることも多いのです。
・月経不順(不正出血・いつまでも出血が止まらないなど)
・頭痛
・ひどい肩こり
・朝起きられない
・不安感
・息苦しさ
・めまい
・ホットフラッシュ
・眠れない
・動悸
・膝の痛み
など多くの訴えに対応してきました。
環境の変化、ホルモン分泌の変化、自律神経のバランスの崩れ、条件がそろうとさまざまな症状は容易に出てきます。
そんな時は「気のせい」など気休めを言ってごまかすのではなく、自身の心と身体のケアを始めてください。
鍼灸&整体は、崩れたバランスを取り戻すのにお役立ちできます。
せっかくできた時間、自分と向き合いながら元気を作っていきましょうね。
応援しています。