冷えが原因の身体の痛みへの鍼灸&整体
最近のMother Earthでのご来院された方の状態に、「すごいお尻の痛みで、座っているのも本当につらくて」「朝起きたら、背中が痛くて、腕が上げられません」など、痛みの場所は違いますが、共通するのは「突然起こる激痛・動きの制限」があります。
昨日までは何ともなかったのに、朝起きたら痛くなっていた…となると、「寝ているときに何かが起こったのかな?」と思いますよね。答えは半分あっていて、半分間違いです。
正解はここ2~3日の過ごし方です。
・冷房の中にいて、あまり汗をかく時間がなかった
・冷たいものを食べたり、飲んだりしている
・シャワーだけで済ませ、お風呂につかっていなかった
・睡眠時間が少なくなっていた
・長距離運転や、事務仕事など長時間同じ姿勢で座っていた
というパターンが一番多いです。このタイプの過ごし方は、筋肉が冷えて、固くなっていきます。冷房をかけたまま寝ると、寝ている間はさらに動きが少ないために、冷えて固くなります。
翌朝、バリバリに固くなっている筋肉を動かそうとすると、血行不良のために、痛みが起きて動きの制限が起きます。これ以上動かすと危険という、身体の防衛反応ですね。
こういう場合は、とことん温めて汗を出していくと効果的です。はりとお灸を使って、血行を改善して痛みがある程度おさまってから、整体&ストレッチに入ります。
いまは「熱中症」を恐れる傾向が強く、「冷え」の怖さには気が付いていない方が多いですね。「冷え」って怖いですよ。筋肉の弾力を保つためには、「冷え冷え」にならないように気をつける必要があります。