生理痛改善7

#養生法

子宮、卵巣の血流を改善するためには、足の指の状態を見ていくと早道です。

今は浮き指、外反母趾、内反小趾なども多く、タコや魚の目ができている方もとても多いです。

また逆に足裏が赤ちゃんのように柔らかく、ほとんど歩いていない若い女の子も多いので、足裏から育てていく必要があります。

指に異常が出ると、足のアーチも崩れていきます。

昔よりもどんどん幅が拡がって、合う靴がないという方も多いのですが、それも足の弱りの表れです。

東洋医学的に見ると、親指は肝経絡、脾経絡のラインのスタートで、小指は腎・膀胱経絡のスタートです。

肝は生理と関連が深く、イライラが止まらない、頭痛がするなどは、肝と胆の経絡異常がよく見られます。

また甘いものがやめられない、むくむ、太りやすい、食べてばかり、だるいなどは脾経絡の異常です。
有名なツボには三陰交(さんいんこう)があります。

親指は内転筋(内ももの部分)へとつながり、ここには血海(けっかい・血の海ですね)という子宮、卵巣トラブルに不可欠なツボもあるので、親指の状態を良くしていくことが痛みの改善につながります。

お灸やグーチョキパーをするなど、指をよく動かしていきます。

また小指には爪の外際に至陰(しいん)という、逆子に効果があるツボがあり、腎の状態が表れます。

腎経絡が弱ると、冷え、疲労感、不妊、アレルギー、風邪を引きやすい、不安、自律神経失調症などの素地になります。

ここはお灸をすると良いかと思います。

冷えがあって、骨盤の血流が悪い、歪みがある場合など、なかなか熱さを感じません。

熱さが通るまでお灸をすることで、ふくらはぎ、太もも裏、背中、首まで緩めることができて、柔軟性でビフォーアフターをとると、よく分かります。

また柔軟性を上げるのなら至陰(しいん)と、崑崙(こんろん)という外くるぶしの後ろにもお灸をすると、効果てきめんです。

ほとんどの方が浮き指になっているのて、まずは五本の指を伸ばして地面をしっかり踏んで体重をかけることから練習してみてください。

痛みがあって出来ない場合は、プロにご相談を。

まずは痛みがとれるように、調整が必要 です。

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