Mother Earthは4児を持つママ鍼灸師が2017年に開設した治療院です

あっという間の6年間でした。

気づけば、子どもは大きくなり、Mother Earthも開設当時に思い描いていた治療院になっています。

Mother Earthをこれからどのような治療院として発展させていくかを含め、今回振り返ってみます。

少しお付き合いくださいね。

始まりは2004年4月の開業

わたしはここ埼玉県に来る前は新潟県に15年ほど住んでいました。

長男が3歳で保育園に入園するのをきっかけに、「女性子ども専科 アスカ鍼灸治療院」を開設。

右も左も分からないまま、「今こそ時期だ!」という熱い想いだけで開設してしまいました…。

その後も娘3人に恵まれ、いつも赤ちゃんと幼児が施術室でウロウロしている治療院でした。

そんなドタバタ治療院にもかかわらず、お客様も妊活中の女性や、逆子の妊婦、子ども、ママ、そのご家族といった感じで口コミで増えていきました。

時には授乳しながら、赤ちゃんをおんぶしながら、子どもたちに子守をしてもらいながら…と大忙しでしたが、なんとかかんとか回っている日々を送っていました。

飛んで2016年5月の異変

育児と仕事で飛ぶように30代は過ぎていき、40歳を超えたころ…。

私は初めて心と身体のバランスを崩します。

今までだってストレスフルな状態が続いて、蕁麻疹が出たり、めまいが出たり、ちょこちょこと調子が崩れたことはありましたよ。

ですがその時の異常感は、それらの不調サインとは明らかに違ったのです。

2016年5月、いつものように施術をしている時に

「あれ?なんだか苦しいな」

息苦しさを感じたのです。

息苦しいという感覚を持ったのは、あれがスタート。

そしてその感覚が続いて数日後、お客様の仕事の依頼の電話を取った時に心臓がバクバクと暴れ始め、脈が乱れます。

「あれ、頻脈?何で?」

あれよ、あれよという間に呼吸が乱れ、息を吸うのがやっとという状態。

そう、初めてパニック症状が出たのです。

いきなりやってきた自律神経の揺らぎ

「呼吸ができない」

そんな感覚を覚えたのは、初めて。

何が起こったのかは分かりませんでいたが、自律神経がオーバーヒートを起こしたのは感じました。

「あぁ、ずっと無理していたからなぁ。だけどこんなになるなんて…。」

なぜこうなったのかを理解はしていましたが、ここまで体調が崩れるのは想定外。

自律神経を病んだことがある方は分かると思いますが、日常普通にできていたことがとっても難しくなります。

呼吸もその一つ。

わたしはパニック症状を経験してから、その後数か月間に渡り息苦しさを抱えることになります。

その状態はまた心と身体にかなりの緊張を強います。

異常に過敏になり、ちょっとコーヒーを口にしただけでドキドキと心臓が波打つのを感じました。

こんな状態で電話を取ることが大きな負担となり、人と会うことが怖くなり…。

泣く泣く廃業することになりました。

日常生活もままならないので、埼玉県にある実家に身を寄せることに。

続きはまた次回にしますね。

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