女性ホルモンの安定化を促すツボ

#養生法

こんにちは。雨も上がり、気温もぐんぐん上がってムシムシしていますね。

先日いらした美容鍼&整体を週2回で施術を続けているSさん50代。「先生鍼をしていて胸が張ってくることってあります?もう生理はないのに、生理前みたいな張りなんです。」とおっしゃいます。

「ありますよ。50代の方ってその変化に気が付く方、多いんですよ。生理が不規則だったのが、定期的に来るようになったり。ずっと止まっていたのが、何か月ぶりかに戻ってきたり。」

これは鍼灸を続けているとよく起こるお話です。つまり鍼灸の施術で、女性ホルモンの分泌が盛んになってくるという。

鍼灸が更年期障害に著効するのは、ホルモンを補充することなく、身体の中から、ホルモン分泌の状態が活性化するからなのでしょうか。

生理不順も肌荒れも、イライラもホルモンのバランスの乱れがあります。

本日は女性ホルモンの分泌を増やすツボ「三陰交」のご紹介。さんいんこう、といいます。肝・腎・脾という足の陰経の経絡(けいらく)が全て通るツボ、だから三陰交。

内くるぶしから指3~4本上を圧してみてください。ズンと響く感じがあれば、そこが今反応が出ているツボにあたります。

ここをせんねん灸や、ペットボトルにお湯を入れたのをあてて、温めてください。

血行が良くなり、胃腸の働きも良くなり、きれいになれますよ。子宮・卵巣の血流改善につながるツボです。

Mother Earthのセルフケア指導では、東洋医学の智慧を使いやすいように、現代的な説明を加えながら、身体で実感してもらっています。

日常でできることが増えると、楽になれます。

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