「どれが一番効果的?」マッサージやハイフ、高級化粧品と美容鍼の違い

#美容鍼

「マッサージと鍼の違いって何ですか?」

これは多くのお客様が疑問に思うこと。

たとえば、「美容鍼とエステのフェイシャルマッサージどちらが効果的?」

「美容鍼と高級化粧品、どちらの方が肌はきれいになる?」

こんな選択肢がありますね。

今回はそんな疑問にお答えしていきます。

お顔の構造を知る

【お顔の構造】

上から順番に深層までいきます。

表皮0.1~0.3mm(サランラップ1枚分)⇒「角質層0.01~0.03mm(肌表面を守る)」・「顆粒層・有棘層・基底層」

真皮1~3mm(サランラップ10枚分)⇒コラーゲン、エラスチンが豊富・細胞が生まれ変わっている

皮下組織(脂肪)

筋膜(SMAS筋膜)

表情筋

お顔の断層図を簡単にすると、こんなイメージを持っておいてください。

表情筋の特徴を知る

次にこれらの美容法の違いを知る上で、まず知っておくべきは表情筋です。

表情筋は、身体の筋肉と大きな違いがあります。

身体の筋肉は骨から骨につながっていますが、顔の筋肉は骨から皮膚につながっています。

さらに身体の筋肉はそれぞれの筋肉に筋膜が存在するのに対して、顔の筋膜(SMAS層)は1枚の筋膜によって構成されています。

SMAS層は大きな薄い膜1枚で表情筋を覆わなければならないので、加齢とともにハリを保つことが難しくなります。

顔のたるみを改善する上で、土台という部分を考えると、この顔の筋膜(SMAS層)の弾力を戻せるかどうかは鍵になります。

マッサージと美容鍼の違いは?

【マッサージの特徴】

マッサージは血行・リンパの流れが良くなります。マッサージを受けると、身体が軽くなったような感覚を受けますね。

コリがほぐされ、血行が良くなり、老廃物の排泄も促されます。むくみによる顔の膨張は、スッキリします。

ただし深部にある顔の筋膜(SMAS層)までは届かないので、土台から引き締める効果はありません。

【美容鍼の特徴】

美容鍼は血行・リンパの流れを促進するとともに、鍼を皮膚・筋肉に入れることで小さな傷をつけ、身体の修復機能を促進し、お肌のハリを回復させることができます。

また美容鍼は、深部にある筋膜のコリを緩めることができるので、お肌の土台から引き締めることができるのです。

鍼を真皮層に入れると、コラーゲン・エラスチンなどのお肌のハリを出す成分を自前で生産して、お肌を修復しようと身体が働くので、お肌のターンオーバーを促進し、お肌がもっちり、プルプルになっていきます。

また鍼は凝っている筋肉に直に入れることができるので、マッサージでは届かない深部の筋膜(SMAS筋膜)のコリを緩めることができます。

お肌のたるみは、肌の奥にある筋膜が固くなることで、表情筋が衰え、ハリがなくなることで起きます。

鍼は、深部にある筋膜のコリを緩めることができるので、お肌の土台から引き締めることができるのです。

ハイフと美容鍼の違いは?

【ハイフ(高密度焦点式超音波) High Intensity Focused Ultrasoundの特徴】

ハイフも美容鍼と同じで深部にある顔の筋膜(SMAS層)に、刺激を与えて引き締める作用があります。

ハイフとはHigh Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)の略です。超音波エネルギーを1点に凝縮し、レーザー照射して行うリフトアップ施術のこと。

超音波によって施術するため、切らずに小顔施術ができるので人気の美容法です。

こちらも肌の奥にある筋膜(SMAS層)を超音波で引き締め、引き上げる施術方法。

ハイフはレーザーを1点に凝縮し、SMAS層に照射。

熱刺激(熱凝固)⇒細胞の修復機能が働く⇒コラーゲン再生⇒SMAS層のハリが戻ることで、たるみ改善。

※ハイフの副作用

施術時の痛み、施術後の赤みや火傷。またハイフの照射箇所を誤ったことによる神経損傷などがある。

【まとめ】

ハイフと美容鍼の作用・効果はとても似ています。

深部にある顔の筋膜(SMAS層)に、熱刺激を与えて、たんぱく凝固による修復機能を働かすのがハイフ。

深部にある顔の筋膜(SMAS層)に、鍼刺激で小さな傷をつけて、傷を治そうとする修復機能によって引き締まっていくのが美容鍼。

刺激の方法が違います。

高級化粧品と美容鍼の違いは?

【お肌の構造】これを知るためには、まずお肌の簡単な構造を知っておきましょう。

上から順番に深層までいきます。

表皮0.1~0.3mm(サランラップ1枚分)⇒「角質層0.01~0.03mm(肌表面を守る)」・「顆粒層・有棘層・基底層」

真皮1~3mm(サランラップ10枚分)⇒コラーゲン、エラスチンが豊富・細胞が生まれ変わっている

化粧品はどこまで浸透する?

さて問題。

「肌の奥まで浸透する」などとよく謳われている化粧品。

実際にどこまで浸透するのか、ご存知でしょうか?

答えは「角質層まで」です。表皮の0.02まで。

何を指して奥まで…て言っているのでしょうね。ちょっと解剖学的な事実を知ると驚きます。

お肌(角質層)にはもともと異物から身を守るための「バリア機能」があります。

角質層は平均の厚さ0.02mmですが、同じ厚さのプラスチックくらい、水を通しにくい性質を持っています。

どんなに良い化粧品でも、ここを越えて浸透することはないのです。

化粧品をつける上で大事なのは、このバリア機能を壊さないこと。

バリアとなる皮脂を守るように化粧品をつかっていくことが、乾燥を防ぐうえで大事になっていきます。

【お肌に対する美容鍼の特徴】

美容鍼においては、奥まで鍼を入れることができるわけです。

奥といっても表皮から3㎜位のところで十分。

ここに真皮層があるからです。

真皮層には繊維芽細胞がいます。

真皮層まで鍼を入れると、小さな傷ができます。

繊維芽細胞がこの傷を修復しようと、コラーゲンや、エラスチンなどお肌のハリを出す成分を自前で作って、修復していきます。

その働きによって、肌のターンオーバーは促進され、肌がきれいになっていくのです。

【まとめ】

化粧品と違い、美容鍼は真皮層に働きかけることができます。

ニキビ、ニキビ跡、吹き出物など、鍼を真皮層に入れることで、修復機能が働き、ターンオーバーを促進し、肌はきれいになります。

Mother Earthの美容鍼の特徴

ここまでの説明でかなり時間を使ってしまいましたが、実はここからが私の伝えたかった事。

「お顔のたるみ、しわ、ほうれい線」

このお悩み、実は全部一緒。

要するにたるみが原因で起きています。

そしてこのたるみが起きている原因が、お顔の奥にある筋膜、筋肉の弾力低下によるもの。

ここまでが今までの説明です。

1.顔のたるみは、身体の歪みもかなり影響している

わたしはここに整体的な観点でもお顔の様子を見ています。

まず身体の歪みがあると、顔も歪むということ。

歪みがあると左右差が生まれ、どちらかのほうれい線が深くなったりとたるみが起きます。

また、猫背になると、スマホ首になり、お顔が横に拡がりやすくなります。

骨盤が拡がると、肋骨も拡がり、お顔も拡がりやすくなります。

産後に体形が変わって、いつの間にか顔も、もたつくようになっているというのは、ここに原因があります。

顔のたるみの問題は身体から始まっています。

顔だけを集中的にお手入れしても、土台の身体の歪みがそのままでは片手落ちという印象があります。

2.東洋医学的なつながり、経絡を常に見ています

骨格の歪みを見つつ、経絡という身体のつながりのバランスも常に見ています。

「頭痛」

「腰痛」

「お腹が張る」

「顔がたるむ」

「目がかすむ」

こんな風にばらばらに見える症状も、経絡で見ると、つながっています。

「ここの経絡の流れが悪いから、なかなか良くならないのね」という風に、不調の原因となっている根本的な身体の傾向を見ていきます。

そこが鍼灸の面白さでもあり、特徴です!

3.個体差を常に考慮します

自律神経のバランス、ストレス耐性、筋力、すべて個体差があります。

美容鍼でも整体でも、決まりきった型があるわけではなく、常に今のあなたの状態を判断して、施術を組み立てていきます。

いつもオーダーメイドな施術ですね。

私一人の治療院なので、長年通ってくださっている方のお身体の変化はすぐに気づけます。

おひとり、おひとり、丁寧にみています。

美容鍼&整体のご感想

当院ではこんな姿勢で、整体をと美容鍼と組み合わせて提供しています。

美容だけでなく、健康面での改善も常に意識しています。

では、ここで美容鍼&整体の施術を受けたお客様のご感想をご紹介します。

 

 

あなたのお悩みや不調を改善するお手伝いが出来たら、嬉しいです。

何か不安なことなどありましたら、ご相談くださいね。

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