女性ホルモン分泌安定化の鍵4

#養生法

女性ホルモン分泌安定化の鍵を整理してみました。

1.適度な脂肪

2.適度な筋肉

3.栄養豊富な食事

4.適度な運動

5.適度な睡眠

6.愛情あるスキンシップ

7.良好な人間関係

この7つの項目を、1つずつ説明しますね。

 

 

Contents

適度な睡眠

あなたは寝つきは良い方ですか?また夜中にトイレに目覚めることはありますか?

夜中にトイレに起きるのが当たり前の方はご注意。

「腎虚」といって、身体が冷えている可能性が高いです。

年齢とともに夜中のトイレの回数が増えていくのは、腎(生命力)の力が落ちてくるからです。

腎虚にならない生活を心がけてくださいね(冷える生活習慣の見直しが必要かもしれません)。

 

睡眠のリズムは人それぞれで6時間眠れば十分という方もいれば、7時間~8時間は必要という方もいるのが実際のところです。

肝心なのは日中元気で過ごせること、それが睡眠が足りているかどうかのバロメーターになります。

女性ホルモン分泌の安定化になぜ睡眠が関わるのでしょう?

基本的に睡眠は女性ホルモンだけでなく、さまざまなホルモン分泌に関係します。

有名なのは成長ホルモンですね。

成長ホルモンは成長期には身体を作る働きがあり、大人になってからは身体の修復をしてくれる機能を持ちます。また血圧を正常に保つ、血中のコレステロールを低下させる、脂肪を分解させるなどの働きもあるので、睡眠が十分にとれていないと生活習慣病になる確率が高くなります。

女性ホルモン、特にエストロゲンの働きと似ていますね。

睡眠が不十分になると、成長ホルモン、女性ホルモンなどのホルモン分泌が低下し、身体全体の機能が落ちていきます。

質の良い睡眠を得るためには

セロトニン分泌が鍵になります。

これはやはり適度な運動と、適度な食事で日中からリズムを作っておく必要があります。運動不足になると代謝が下がるので、寝つきが悪くなります。

また日中、お日さまの光を適度に浴びることも大切。

お日さまの光を浴びるとセロトニン分泌が増し、それが夜になるとメラトニンというホルモンになります。

メラトニンは夜暗くなると分泌され、体温を下げて眠りにつかせる役目をします。そうすることで、体内時計をいつも正常にリセットしてくれます。

まとめ

・適度な運動

・適度な食事(セロトニンの材料となるトリプトファンを含む食材をとる)

・お日さまの光を浴びる

以上が女性ホルモン分泌を安定化させるための質の良い睡眠をとる方法です。

 

そして女性はプラスして、リラックスできる心の状態が不可欠ですよね。

家族と喧嘩したり、何か不安なこと、気がかりなことがあると、途端に眠れなくなるというのは誰もが経験していることでしょう。

 

いつも良い人間関係でいられれば最高ですが、いつも良い関係でいられるとは限りません。それに相手次第で心の状態、睡眠の状態が左右されるとしたら、大変です。

次回はそのあたりのことを触れていきますね。

 

ページの先頭へ